地域のコミュニティスペース「赤胴車」
赤胴車の愛称で親しまれながら運行を終了する阪神電車の武庫川線車両が阪神電気鉄道からUR都市機構に譲渡され、UR都市機構が武庫川団地内広場に設置するもので、地域が交流するコミュニティの拠点として「赤胴車」を活用する施設整備です。
施設整備にあたっては、赤胴車のデザインを活かし、周辺環境との調和、照明デザインに配慮した車両含む広場空間の一体的整備を考慮し、赤胴車を設置する広場が未来に繋がるコミュニティスペースとなることを目的としました。
建物は、広場空間と一体化し、過去・現在・未来へと繋がり羽ばたくイメージを想定したモニュメントを意識したデザインとし、屋根は軽くて柔らかいデザイン性が演出できる膜材を使用、構造は骨組膜構造としました。
所在地 | 兵庫県西宮市高須町2丁目1番 |
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用途 | 地区集会所(電車上屋シェルター) |
構造 | 骨組膜構造 |
階数 | 地上1階 |
高さ | 最高高さ 6.94m |
延床面積 | 118.60㎡ |
竣工年月 | 令和3年7月 |
発注元 | 日本総合住生活株式会社 大阪支社 |